結婚式の挙式や披露宴と比べて、二次会はカジュアルな場となります。
最近の二次会のスタイルは多種多様で、ゲスト側も参加が楽しみになるパーティーですよね。
ただ二次会は”カジュアル”な場ではありませんので、しっかりマナーを守って参加する必要があります。
そこで、押さえておきたい二次会にお呼ばれしたいのマナーについてお伝えしたいと思います。
◆ふくさは不要!会費は直接支払いでOK
披露宴では必ずご祝儀はご祝儀袋に入れ、ふくさにいれて持参するのがマナー。
しかし、二次会ではふくさやご祝儀袋は不要で、お財布から直接受付でお支払するのでOK。
丁寧に封筒に入れるのも良いですが、二次会は披露宴と比べ参加人数が増えるので、受付の方の手間を省くためにも直接現金でお支払するのがマナーとなります。
ただし、くれぐれもお釣りが出ないように会費金額ぴったりを持っていきましょう。
◆服装は基本的に披露宴お呼ばれ時と同じマナー
服装に関するルールは基本的に披露宴に参加する時と同じとなります。
あえて加えるとすれば、二次会に参加するときのドレスやアクセサリーを少し華やかにすることをおすすめします。
但し、くれぐれもカジュアルな格好や場にそぐわない服装はしないように気を付けましょう。
絶対に押さえてほしい服装に関する6つのNGマナーについてはこちらの記事でご紹介していますので、必ず確認してくださいね。
◆メッセージカードを書く時、スピーチをする時のNGマナー
受付で新郎新婦に向けたメッセージカードの記入は二次会の定番ですよね。
また、お祝いの気持ちを伝えるスピーチをする場面もあると思います。
そこでお祝いのメッセージを書く時やスピーチをする時に押さえておいてほしいNGポイント3つをご紹介します。
①文章に句読点を打つ
「句読点を打つ」=「終止符を打つ」と連想させられるので句読点の使用は控えましょう。
②重ね言葉を使う(例:別々、いよいよ、ますます)
「重ねる」=「繰り返す」という意味を持ちますので、結婚式の場では相応しくありません。
③忌み言葉を使う(例:別れる、分かれる、離れる)
「忌み言葉」=別れや不吉なことを連想させる縁起の悪い言葉となります。
例えば「幸せを”分け”合っていきます」といったように意外と使ってしまうことがある言葉なので気を付けましょう。
マナーというのは学校で習うわけではないので、意外と知らないことがあったりします。
大人としてその場に相応しく正しいマナーで二次会に参加して、楽しくお祝いをしましょう。